「投げると肘が痛い…それ、野球肘かも?」原因・症状、接骨院での施術についてわかりやすく解説!

野球をしていると、「投げると肘が痛い」「ボールを投げた後に違和感がある」といった症状が出ることがあります。これを放置していると、悪化して長期間プレーができなくなることも…。

このような症状がある方は、「野球肘」の可能性があります!
今回は、野球肘の原因や治療法、そして予防策について詳しく解説していきます。

⚾ 野球肘とは?

野球肘とは、投球動作を繰り返すことで肘に負担がかかり、炎症や損傷が起こる障害のことを指します。特に成長期の選手に多く、適切なケアをしないと悪化する可能性があります。

投球動作の負担により、肘の内側・外側・後方に痛みが発生し、ひどい場合は骨の変形や靭帯の損傷につながることもあります。

🏥 野球肘の症状と種類

野球肘は、痛みが出る部位によって大きく「内側型」「外側型」「後方型」の3つに分類されます。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

✅ 内側型野球肘(リトルリーグ肘)

投球時に肘の内側が痛むタイプの野球肘で、成長期の選手に多く見られます。

💡 原因
・ボールを投げる際の肘の内側の引っ張りストレス
・成長期の子どもの場合、骨の成長線(骨端線)がダメージを受ける

💡 主な症状
・投球時や投球後の肘の内側の痛み
・肘の曲げ伸ばしがしにくくなる
・ひどくなると、骨が剥がれたり靭帯が損傷することも

💡 注意点
成長期の選手が無理をすると、骨が変形しやすく、長期の離脱が必要になることも! 違和感を感じたら早めの対応が大切です。

✅ 外側型野球肘(離断性骨軟骨炎)

肘の外側に痛みが出るタイプの野球肘です。

💡 原因
・投球時に肘の外側の骨同士がぶつかり、関節軟骨が損傷する
・特に成長期の選手は、軟骨がまだしっかり成長していないためダメージを受けやすい

💡 主な症状
・投球時や投球後の肘の外側の痛み
・肘の曲げ伸ばしで「ひっかかる」感じがある
・進行すると、骨のかけら(関節ねずみ)が関節内に遊離し、引っかかりが強くなる

💡 注意点
進行すると、骨が変形し手術が必要になることも。「肘の外側が痛い」「引っかかる感じがある」場合は早めに診察を受けましょう!

✅ 後方型野球肘

肘の後ろ側に痛みが出るタイプの野球肘です。

💡 原因
・投球時に肘を伸ばす際、肘の後方で骨同士が衝突することによる負担
・特にリリース時の肘の使い方が影響しやすい

💡 主な症状
・投球時や投球後の肘の後方の痛み
・肘をしっかり伸ばせなくなる
・繰り返しの衝撃で骨が変形し、トゲ(骨棘)ができることも

💡 注意点
後方型の野球肘は、投球フォームの影響を受けやすいです。「肘の後ろが痛む」「肘が伸びない」場合はフォームの見直しも重要!

💡 接骨院でできる野球肘の施術法

✅ POLICE処置(保護・最適な負荷・冷却・圧迫・挙上)

痛みが強い場合は、無理をせず肘を保護し、適切な負荷をかけながら回復を促します。

✅ 超音波・ハイボルテージ療法

・深部の筋肉や靭帯に働きかけ、回復を促進
・痛みを和らげる効果もあり、早期復帰をサポート

✅ 鍼灸施術

・血流を促進し、炎症を抑える
・筋肉の緊張を和らげ、肘への負担を軽減

✅ テーピング・サポーター・インソール

・テーピングで肘をサポートし、負担を軽減
・サポーターで安定性を高める
・意外と大事なのが下半身!インソールを使って下半身を安定させ、体のバランスを整え、肘への負担を減らす

✅ ストレッチ・トレーニング指導

・肩甲骨や体幹の柔軟性を高め、肘への負担を軽減
・正しい投球フォームを身につけ、再発を防ぐ

⚠ 野球肘を予防するために

野球肘を防ぐためには、投球数の管理と適切なストレッチ・トレーニングが重要です。

投球数を制限し、無理をしない
ウォーミングアップとクールダウンをしっかり行う
肩・肘のストレッチを習慣化する
肘に違和感を感じたら、早めに専門家に相談する

🏥 まとめ

投球時に肘が痛む場合は、野球肘の可能性が高い
内側・外側・後方の痛みの部位によって、原因や症状が異なる
接骨院では、超音波・ハイボルテージ・鍼灸・テーピングなどで施術を行う
早期発見・適切なケアが大切!

「最近、投げると肘が痛む…」「肘の違和感が続く…」
そんな方は、ぜひ当院にご相談ください!😊

この記事を書いた人
院長
柔道整復師
はり師・きゅう師
上板橋かまた鍼灸接骨院
院長 鎌田 展彰

上板橋かまた鍼灸接骨院、院長の鎌田展彰です。当院では、患者様、一人ひとりの痛みの根本原因を見つけ、早期改善を目指す施術を提供しています。丁寧なカウンセリングと、身体の状態を詳細に把握するエコーを活用して、痛みの原因を見つけ、あなたがいつまでも健康で元気に過ごせるサポートをいたします。よろしくお願いいたします。

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