🏃♂️ 成長期の膝の痛み…それは「シンディング病」かも?
最近、「膝のお皿の下が痛い」「ジャンプしたり走ると膝がズキッとする」という相談を受けることが増えています。
成長期のお子さんに多いこのような膝の痛み、もしかするとシンディング・ラーセン・ヨハンソン病(以下:シンディング病)かもしれません⚠️
💡 シンディング病とは?
シンディング病は、成長期に起こりやすい膝のオーバーユース(使いすぎ)による障害のひとつです。
お皿(膝蓋骨)とすねの骨(脛骨)をつなぐ「膝蓋腱」という部分に、繰り返しのジャンプやダッシュなどの動作が加わることで、
お皿の下の部分(骨の付け根)が炎症を起こし、痛みが出る状態です。
特に、以下のようなスポーツをしているお子さんに多くみられます👇
🏐 バレーボール
⚽ サッカー
🏀 バスケットボール
🏃♀️ 陸上競技(短距離・跳躍系)
⚠️ 症状の特徴
🔹 膝のお皿の下あたりに痛みや腫れがある
🔹 ジャンプ・ダッシュ・階段の上り下りで痛む
🔹 押すとズキッと痛むことがある
🔹 休むと少し楽になるが、運動再開で痛みが戻る
放っておくと、痛みが強くなり思うようにプレーできなくなることもあります。
早めのケアと無理のない練習調整が大切です💡
🧘♂️ 自分でできるケア・予防のポイント
💧 運動後のアイシング
→ 痛みや腫れを感じたら、運動後に10〜15分ほど冷やして炎症を抑えましょう。
🦵 太ももの前(大腿四頭筋)のストレッチ
→ 筋肉の柔軟性を保つことで、膝への引っ張る力を軽減できます。
👟 シューズのチェック
→ クッション性のある靴を選ぶことで衝撃を和らげられます。
🛌 休息と睡眠をしっかりと
→ 成長期の体は休養も大切。痛みが強い時は思い切って練習を休むことも必要です。
🏥 鍼灸接骨院でできるケア
当院では、膝まわりの筋肉の緊張をやわらげ、血流を促すことで回復をサポートする施術を行うことがあります。
🔹 手技による筋緊張の緩和
→ 太ももやふくらはぎなど、膝に関わる筋肉を整えます。
🔹 物理療法(超音波・電気など)
→ 組織への刺激を通して、血流促進やコンディション調整をサポートします。
🔹 鍼施術
→ 深部の筋緊張をやわらげるアプローチとして行う場合もあります。
🔹 テーピングやストレッチ指導
→ 日常生活や練習中の負担を減らすサポートを行います。
※施術内容はお体の状態に応じてご提案いたします。
※効果の感じ方には個人差があります。
🌟 まとめ
シンディング病は「成長期の膝の痛み」の中でもよく見られる症状です。
無理をせず、痛みが出たらしっかり休むことが回復への第一歩です。
日常のストレッチやケア、体の使い方を意識することで再発予防にもつながります💪
お子さんの「膝の痛み」が気になる場合は、早めのチェックとケアをおすすめします😊













