骨盤の傾きについて ～Part 1～
こんにちは、上板橋かまた鍼灸接骨院です。
現代の生活習慣において、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が増える中、姿勢の乱れが気になる方も多いのではないでしょうか。その中でも特に「骨盤の傾き」は、健康や体型に大きな影響を与える要因の一つです。
それで今回、骨盤の傾きについてPart1～Part4に分けてお話ししていきたいと思います。
骨盤の傾きとは？
骨盤の傾きとは、骨盤が正常な位置から前後や左右に傾いた状態を指します。正常な骨盤の位置は、背骨や下半身の骨格とバランスが取れている状態ですが、姿勢の崩れや筋肉の不均衡によって骨盤が前傾や後傾してしまうことがあります。
・前傾：骨盤が前方に傾く状態で、腰が反るような姿勢になります。デスクワークや座り仕事が多い人に多く見られます。
・後傾：骨盤が後ろに傾く状態で、猫背になりやすく、腰回りが丸くなる傾向があります。
骨盤の傾きが体に与える影響
骨盤が正しい位置にない場合、さまざまな身体的不調が引き起こされる可能性があります。
・腰痛：骨盤が前傾すると、腰に余分な負担がかかり、慢性的な腰痛を引き起こす原因となります。
・股関節や膝の痛み：骨盤の傾きは、股関節や膝に不自然な負荷をかけるため、痛みや違和感を感じることがあります。
・姿勢の乱れ：骨盤の傾きが影響して、猫背や反り腰といった姿勢の乱れが生じやすくなります。これがさらに筋肉のアンバランスを招き、姿勢が悪循環に陥ることがあります。
次回、骨盤の前傾が原因でおこる症状や疾患についてお話します。
