サッカー選手に多いケガとは?~原因と予防、接骨院での対応法~
サッカーは走る・止まる・蹴る・ぶつかるなど、身体への負担が多いスポーツです。
特に成長期のお子さんからプロを目指す学生まで、日々の練習や試合でケガを抱えて来院される方も少なくありません。
今回は、サッカーで起こりやすいケガの種類や原因、接骨院でできる対応法についてご紹介します。
サッカーで多いケガの種類
① 足関節捻挫(内反捻挫)
ジャンプの着地や切り返し動作で足首をひねってしまうことが多く、最も多いケガのひとつです。
② シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
走りすぎや硬い地面でのプレーが原因で、スネの内側が痛くなります。
③ オスグッド病
成長期の選手に多く、膝のお皿の下が痛くなります。
④ 肉離れ(太もも・ふくらはぎ)
ダッシュやキックの動作中に筋肉が急激に伸びて損傷します。
⑤ 半月板損傷・前十字靭帯損傷
膝をひねった際に起こることが多く、重症化すると長期離脱の原因になります。
⑥ 腰痛
筋筋膜性腰痛や腰椎分離症などの腰痛も、実はサッカー選手に少なくありません。
ケガの主な原因
- 過度な練習やプレー時間の増加
- 筋力や柔軟性の不足
- 準備運動・クールダウン不足
- 足に合っていないシューズやインソール
- 成長期の骨や関節のアンバランス
接骨院でできる対応
当院では、次のような方法でケガの回復や予防をサポートしています。
- エコー検査:炎症や損傷部位の確認
- 超音波・ハイボルテージ療法:炎症や痛みの軽減
- LIPUS(骨折・疲労骨折への回復促進)
- 鍼灸施術:筋肉の緊張緩和や血流促進
- 手技療法:痛みの原因となる筋・関節へのアプローチ
- テーピング・サポーター・インソールの活用
- セルフケア・ストレッチ・体の使い方の指導
ケガを防ぐためにできること
- ストレッチや筋膜リリースを習慣にする
- 体幹トレーニングで姿勢とバランスを強化
- 適切な休息と栄養補給を意識する
- ケガを我慢せず、早めに相談する
まとめ
サッカーはケガと隣り合わせのスポーツですが、適切なケアと予防で長く続けることができます。
「最近、膝や足が痛い…」「なんとなく違和感がある」という方は、無理をせず、早めにご相談ください。