🏃♂️成長期の腰の痛み…それ「腰椎分離症」かもしれません
〜中高生と保護者の方に知ってほしいポイント〜
「部活のあと、腰が痛いと言うようになった」
「腰を反らすと痛がる」
「休ませても、また運動すると痛みが出る…」
このようなご相談を、中高生の保護者の方からいただくことが増えています。
その中で、成長期に多くみられる状態の一つが
腰椎分離症(ようついぶんりしょう)です⚠️
🔍 腰椎分離症ってなに?
腰椎分離症とは、背骨の腰の部分に繰り返し負担がかかることで起こることがある状態です。
特に、
- 成長期で骨がまだ完成していない
- 部活動などで毎日のように練習している
- 腰を「反る・ひねる」動作が多い
といった条件が重なると、負担が蓄積しやすいとされています。
⚽ どんなスポーツに多いの?
腰椎分離症は、次のような競技で見られることがあります👇
- サッカー⚽
- 野球⚾(特にバッティング・投球)
- バスケットボール🏀
- 陸上競技🏃♂️
- 体操・ダンス🕺
※もちろん、スポーツをしていないお子さんでも腰痛が出る場合があります。
🤕 こんな症状はありませんか?
保護者の方が気づきやすいサインとして👇
- 運動後に「腰が痛い」と言う
- 腰を反らすと痛みが強くなる
- 片側だけ腰を気にする
- 朝より、練習後や夕方に痛みを訴える
- 休むと少し楽だが、再開するとまた痛む
これらが続く場合は、早めの確認が大切です。
🏠 自宅で気をつけたいポイント
✔ 無理をさせすぎない
「我慢すれば大丈夫」と続けてしまうと、負担が増えることがあります。
✔ 休むこともトレーニング
成長期は回復も大切な練習の一部です。
✔ 柔軟性を意識
太ももや股関節が硬いと、腰に負担がかかりやすいとされています。
✔ 姿勢・体の使い方
スマホやゲーム時の姿勢も、腰への負担につながることがあります📱
※痛みが強い場合は、無理なストレッチは控えましょう。
🪡 鍼灸接骨院でできるサポート
当院では、お子さんの状態を確認したうえで、
成長期に配慮した無理のないケアを心がけています。
👐 筋肉の緊張を整える施術
腰だけでなく、太もも・お尻・背中など
関連する筋肉のバランスを確認します。
🪡 鍼施術(必要に応じて)
筋肉の深い部分の緊張や、体のめぐりに配慮した施術を行うことがあります。
※刺激量は年齢・体格に合わせて調整します。
⚡ 物理療法(電気・超音波など)
筋肉のこわばりや負担軽減を目的に、補助的に使用する場合があります。
※当院では、必要に応じてLIPUS(低出力パルス超音波) という、医療機関でも使用されている超音波機器を用いることがあります。
LIPUSは、骨に対して微弱な超音波刺激を与えることで、骨の修復過程をサポートする目的で使用されることがある医療機器です。
※使用の可否は状態を確認したうえで判断し、すべての方に同様の変化が現れるものではありません。
🧍♂️ 生活・運動のアドバイス
・部活での体の使い方
・自宅でできる簡単なケア
・休養のとり方
などもお伝えしています🏠
※施術内容は状態により異なり、改善を保証するものではありません。
👨👩👦 保護者の方へ
成長期の腰の痛みは、
「よくあること」と見過ごされやすい一方で、
体からの大切なサインでもあります。
早めに体の状態を確認することで、
長引く不調やパフォーマンス低下を防ぐことにつながる場合もあります。
🌸 まとめ
成長期 × スポーツ × 繰り返しの動作
これらが重なると、腰への負担が大きくなりやすいとされています。
お子さんが「腰が痛い」と言ったときは、
無理をさせず、体の声に耳を傾けてあげてください😊
当院では、中高生の身体の特徴を踏まえながら、
保護者の方にも分かりやすい説明を心がけています。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。













