突然の胸や脇腹の痛み…それ、肋間神経痛かも?

「急に胸がズキッと痛む…」
「深呼吸やくしゃみをしたら脇腹がピリッとする…」

こんな症状に心当たりはありませんか?
もしかすると、それは肋間神経痛かもしれません。

肋間神経痛は放置すると痛みが慢性化したり、姿勢が悪くなってさらに悪化することもあります。
今回は、肋間神経痛の原因や症状、対処法について詳しく解説します!

肋間神経痛とは?

肋間神経痛とは、背骨(胸椎)から出る肋間神経が圧迫されたり刺激されることで起こる痛みのことを指します。
この神経は肋骨に沿って左右に走っており、何らかの原因で刺激を受けると、ピリピリとした鋭い痛みが走るのが特徴です。

急に胸や脇腹が痛くなる
くしゃみ・咳・深呼吸・体をひねると痛む
痛みが数秒~数分続くこともある
片側だけ痛むことが多い(左右どちらか)

これらの症状がある場合、肋間神経痛の可能性が高いです。

肋間神経痛の主な原因

1. 姿勢の悪さ・筋肉の緊張

👉 長時間のデスクワークやスマホ操作で猫背になり、背中の筋肉が硬くなると、肋間神経が圧迫されやすくなります。

2. ストレスや疲労

👉 ストレスがたまると自律神経に影響が出て、呼吸が浅くなるなどの反応が出やすくなります。
すると、胸郭周辺の呼吸にかかわる筋肉などの動きが出にくくなり、姿勢に影響して、肋間神経が圧迫されやすくなります。

3. 運動不足・筋力低下

👉 背中や体幹の筋力が弱いと、姿勢が崩れやすくなり、肋間神経への負担が増します。

4. 急な動作やくしゃみ

👉 咳やくしゃみをしたときに肋間神経が引っ張られて痛みが出ることがあります。

5. 帯状疱疹(ヘルペスウイルス)

👉 体内に潜伏しているヘルペスウイルスが免疫力低下などにより再活性化すると、肋間神経に沿って痛みや湿疹が出ることがあります。

肋間神経痛の対処法

1. 姿勢を意識する

👉 猫背や前かがみの姿勢が続くと、肋間神経が圧迫されやすくなります。
👉 デスクワーク中もこまめに姿勢を意識しましょう!

2. 体を温める

👉 肋間神経痛は筋肉の緊張が原因となることが多いため、温めると症状が和らぐことがあります。
ホットタオルやカイロで温める
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる

3. ストレッチで筋肉をほぐす

背中や肋骨周りの筋肉をほぐすことで、肋間神経への圧迫を軽減できます!

🔹 胸を開くストレッチ
👉 両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せながら胸を開く

🔹 体側を伸ばすストレッチ
👉 片手を上に伸ばし、体を横に倒して脇腹を伸ばす

どちらも気持ちいい範囲で無理せず行うことが大切!

4. ストレスをためない

👉 精神的なストレスも肋間神経痛の原因のひとつ。また、ストレスにより免疫力が低下して帯状疱疹の原因にもなります。
リラックスできる時間を作る
深呼吸や軽い運動でリフレッシュ

5. 接骨院での施術もおすすめ!

👉 筋肉の緊張をほぐし、神経の圧迫を軽減する施術を受けることで、症状の改善が期待できます。

手技療法(マッサージ・ストレッチ)
👉 背中や肋骨周りの筋肉をほぐし、神経への圧迫を軽減

電気療法(ハイボルテージ・超音波)
👉 痛みの緩和や炎症を抑える

鍼灸施術
👉 ツボを刺激し、神経の興奮を抑える

テーピング・サポーター
👉 姿勢をサポートし、痛みを軽減

症状が長引く場合や、日常生活に支障が出る場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします!

まとめ

肋間神経痛は早めの対処が大切!

肋間神経が刺激されることで起こる痛み
姿勢の悪さ・ストレス・筋肉の緊張などが原因になる
温める・ストレッチする・リラックスすることで改善しやすい
痛みが続く場合は、接骨院での施術もおすすめ!

「ただの筋肉痛かな?」と思って放置すると、痛みが長引くこともあるので、早めのケアが大切!
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください✨

この記事を書いた人
院長
柔道整復師
はり師・きゅう師
上板橋かまた鍼灸接骨院
院長 鎌田 展彰

上板橋かまた鍼灸接骨院、院長の鎌田展彰です。当院では、患者様、一人ひとりの痛みの根本原因を見つけ、早期改善を目指す施術を提供しています。丁寧なカウンセリングと、身体の状態を詳細に把握するエコーを活用して、痛みの原因を見つけ、あなたがいつまでも健康で元気に過ごせるサポートをいたします。よろしくお願いいたします。

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